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「Sakuraba」のふるさと松崎
江戸の昔から春の訪れを告げる和菓子として親しまれてきた「桜餅」。
「Sakuraba」はそんな桜餅に欠かせない芳醇な香りと味が魅力の桜葉の塩漬けです。
この「Sakuraba」の一大産地が日本のほぼ中央に位置する伊豆松崎。
日本一の生産量を誇り、そのシェアは70%にも及んでいます。
塩漬けには花を観賞するソメイヨシノとは異なる、
特有の芳香成分「クマリン」の含有量の多いオオシマザクラという、
葉を収穫するための品種を使用しています。
伊豆松崎では昭和初期から自生する桜葉を採取するようになり、
昭和30年代には本格的な畑栽培が始まっています。
毎年5月から9月にかけての収穫、塩漬けの頃になると、
町中が桜葉の香りに包まれます。


「Sakuraba」のできるまで
5月初旬、生育した葉を一枚一枚丁寧に手で摘む収穫の時期がスタートします。
摘み取った葉を大きさごとに分け、50枚を一束に束ねます。
この作業を伊豆松崎では「まるけ」と呼んでいます。
桜葉の束を樽に同心円状に並べ、そこに塩をまく作業を繰り返し塩漬けにします。
これは昔ながらの製法で、鮮度が大切なため収穫したその日のうちに塩漬けします。
昔はスギの三十石樽(直径2m、高さ2mもある大樽)に漬けこみ1樽で4万束、
200万枚が漬け込まれました。
樽がいっぱいになったら重石を乗せ6カ月ほど塩漬けします。
艶やかなべっ甲色に色づき、特有の香りが漂うようになれば完成。
真空パックの袋に小分けし、一斗缶に収め出荷します。

世界に広がる「Sakuraba」
「Sakuraba」特有の香りと塩気は様々な食品と相性がよく、
日本では桜餅のほかにも蕎麦や羊羹、パン、ケーキ、クッキー、
アイスクリームなどにも多く使われ、
おにぎりや天ぷらなど和食にも用いられています。
さらにチーズや生ハムと一緒に楽しんだり、
ハーブティーとしても愛飲されいます。
近年はブラジル、イタリア、フランス、アメリカへの出荷も増え、
スイーツはもちろん、肉や魚、野菜料理など、
それぞれの国の料理とコラボレーションした
新しいSakurabaメニューが次々生まれています。

松崎町

松崎町観光協会 http://izumatsuzakinet.com


松崎町から見る富士山


なまこ壁通り


石部の棚田